日常

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クリスマスイブ。彼女と会った。
彼女は本八幡整骨院に行った帰りと言っていた。
いつもそんなに遠くからわざわざ来てもらうのも申し訳ない。
今回くらいは彼女の都合がいい場所で会おうと言ったのだが、西東京の雰囲気が好きなのだという。
今日行ったのは、彼女たっての希望もあり吉祥寺。
14時に駅前の31の前で待ち合わせた。
本八幡の整骨院から向かうにはなかなか遠かったと思うのだが、着いた彼女は笑顔で手を振ってくれた。
おまたせー寒いねーなんてまるで恋人同士みたいな会話をした。
お昼ご飯は食べてきたとの事だったので、買い物がてら街をぶらぶら。
基本的には、彼女がこんなところに行きたい、といった希望を出し、それに会う場所を私が案内するという形だ。
雑貨屋、書店、ゲームセンター、公園、いろんなところに行った。
夜は彼女の強い希望で(私は反対したのだが)ハーモニカ横丁でお酒を飲んだ。
彼女はお酒が入ると口数が少し増える。
今日行った整骨院の話もしてくれて、
なんでも以前にあった事故の交通事故治療を市川で行っているらしい。
つらいこともあるけど、先生も優しいから頑張ってるよー、なんて言っていた。
すこし上機嫌になった彼女を連れて、店を出た後は井の頭公園に行った。
もう暗くてほとんど何も見えなかったが、なんとかプレゼントを渡すことができた。
彼女は目を丸くしてとても喜んでくれた。
しかし、私はそれ以上何も言えなかった。
今でも自分が悔しい。
また次は年の瀬、31日に会う約束をした。
今年最後、絶対に良い締め括りができるようにしてやる。
  

今日はクリスマスプレゼントを選びに吉祥寺に出掛けた。
下北と吉祥寺、なかなか混同する人もいるみたいだがやはり性格が違うなと思う。
簡単に分ければ、一点モノを見るなら下北、目的なくぶらりと歩くなら吉祥寺だ。
友人の市川にもついてきてもらおうと考えてきていたが、市川は交通事故の影響で遅れてしまい、最終的に合流できなかった。
結局プレゼントは自分で選んだ。少し悩んだが、革でできた小銭入れを買うことにした。
前回下北沢を歩いた際に、小銭入れがほしいと言っていたことを思い出した。
ころんとした丸い形が特徴的で、色は薄めのキャメル。
きっと、使い込んで行く度に味が出てくる色だと思う。
帰ってから彼女に連絡したら、本八幡の整骨院に行っていたとのことだった。
そんな遠くまで？と思ったが親戚の家がそちらの方にあるとのこと。
気をつけて帰ってね、と伝えた。
自然と顔がほころんでしまう。
来週、しっかりしよう。
  

昨日は知り合いの女の子に下北沢を案内した。
千草の定食をお昼に食べてから、古本屋とか雑貨屋とかを見たいとのことだったので連れて行った。
古本屋のほうは少しコアすぎてよくわかっていなかったみたいだが、紹介した雑貨屋は気に行ってくれたみたいだった。
友達のお兄さんが経営していて、輸入雑貨と一緒にお兄さん手作りの革製品も置いている小洒落た店だ。
同じビルの３階でお父さんがやっている整骨院も入っている。
一度、稽古で筋を痛めたときに診てもらったのが懐かしい。
彼女とはまた来週に会う約束をした。次が楽しみだ。